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バス釣り初心者にオススメなルアー②:スピナーベイト

こんにちは!しんじです(^^)

昨今のアウトドアブームで、これからバス釣りを始めるぞ!という方も多いのではないでしょうか?

そんなあなたに贈る、初心者にオススメなルアー(ジャンル)を3種類、ご紹介します!

第1回:クランクベイトの記事はこちらからどうぞ

第2回:スピナーベイト ←この記事です

第3回:未公開

前回は初回ということで、まずは投げて欲しいクランクベイトについて下記ました。

今回はその続きとして、【スピナーベイト】です!

同じファーストムービング系のルアーであるクランクベイトとの違いも含めて書いていきます。

スピナーベイトとは

スピナーベイトの起源は1917年だそうです。(意外と古い!)

これ↓興味がある人はぜひ読んでみてください!

ルアーの歴史と起源 スピナーベイト

スピナーベイトはワイヤーにブレードとヘッドが付いていて、ブレードがクルクルと回ることによってヘッドが振動し、スカートを揺らしてバスを誘う、、、

というルアーで、いかにも自然界には居ない(ありえない)物体で、一番ルアー感が強いルアーです。

クランクベイトと同じく、ファーストムービング系のルアーに分類され、投げて巻くのが基本の使い方になります。

クランクベイトと大きく違うのは、巻くのを止めるとヘッドの重さによって沈んでいくところです。

また、アクションの質が違って、ブレードやヘッドの振動以外にもブレードによるフラッシングやスナッグレス性能(引っ掛かりにくさ)、アピール力が違います。

そのため、クランクベイトとスピナーベイトによる使い分けがとても大事になります。

なぜスピナーベイトなのか

答えは簡単。使いやすいからです。

クランクベイトと同じく投げて巻くだけですが、沈むという特性によって様々な使い方ができるので、釣りの幅が広がります。

最大のメリットはスピード感。巻き物の中でもアピール力の高いルアーだからこそ、多くのポイントをスピーディに探れます。

クランクベイトと違ってスナッグレス性能が高いため、浮力を活かして回避する必要がないので、同じ場所を通す際にも、スピナーベイトの方が早く探れます。

じゃあクランクベイトじゃなくてスピナーベイトを紹介してよ!!

という声が聞こえそうですが、そこはクランクベイトと違ってスピナーベイトは応用力が必要だから、クランクベイトの次に使ってほしいんです。

初心者がスピナーベイトを選ぶメリットとデメリット

メリット

✔スピード感のあるサーチができる

✔スナッグレス性能が高い

✔アピール力が高い

✔デカいのが釣れることが多い

✔様々な使い方ができる

✔意外と多くのシチュエーションで使える

巻き物の台頭であるスピナーベイトの特徴はざっとこんな感じでしょう。

シングルフックでヘッドの前方にワイヤーがあるのでスナッグレス性能が高く、ある程度のシチュエーションに対応し、デカバスを呼ぶルアーだと思っています。

ではその大きなメリットとは逆にデメリットも見ていきましょう。

デメリット

✔点での釣りが苦手

✔(慣れるまでは)遠投しにくい

✔小場所は苦手

✔粘る釣りは苦手

アピール力が強くサーチに特化しているルアーであるため、粘る釣りや点での釣り、狭いポイントでの釣りにはあまり適していません。

プレッシャーをかけやすかったり、一投で勝負が決まることの多いルアーなので、同じ場所に何投もするようなルアーではないのです。

スピナーベイトの種類

ブレードの違い

ブレードは3種類あり、ウィローリーフ、コロラドとインディアナがあります。

組み合わせはシングルかダブルかの違いで、市場で多く売られているのはダブルウィローとタンデムウィローではないでしょうか。

近年、ダブルコロラドのスピナーベイトやインディアナブレードを搭載したスピナーベイトも出てきています。

基本的に、ダブルウィローとタンデムウィローの2種類でOKです。

使い分けとしては巻いて釣る場合はダブルウィロー、リフト&フォールを混ぜたり濁ったところで巻く場合はタンデムウィローという使い分けでOKです。

派生として、シングルコロラドやダブルコロラドを使うとより釣りの幅が増えます。

ウェイトの違い

スピナーベイトのウェイトは多くの場合でその大きさに比例します。

重たくなればなるほど大きくなり、軽くなればなるほど小さくなる傾向にあります。

したがって、使うタックルやフィールドによってサイズ感を選びます。

例えば小規模なため池で釣りをする場合は1/4~3/8ozがメインになりますし、琵琶湖などの大きなフィールドでは1/2や3/4ozがメインになるでしょう。

スカートについて

スカートとはヘッドについているラバーのことです。

スピナーベイトのアピール力を決定付けるパーツと言っても過言ではありません。

その長さやボリューム、太さによってアピール力が違います。

基本的には長ければ長いほど、ボリュームがあって太くなるほどアピール力が増します。

ちなみに、使いこんでスカートが間引かれた(ラバーが減った)スピナーベイトが良く釣れるのはここだけの話し。

スピナーベイトの使い方

クランクベイトと同じく投げて巻くだけのルアーですが、クランクベイトではできないことができるのがこのルアーの特徴です。

例えば水深が2~3mで広大なグラスエリア。

ここをサーチするのにクランクという手もありますが、トリプルフックが2本ついているため、どうしてもウィードを拾いやすく、ベストなアクションを発揮しにくい。

そこでスピナーベイトを使うと、ウィードをすり抜けたり、ゴミを拾いにくくなるので、釣りのリズムを作りやすいのです。

また、クランクとは違う波動とフラッシングを出せること、フローティングではなく沈んでいくルアーであること、水深を選ばないこと(使い方次第)も大きな違いです。

クランクベイトの記事を読んで実践した方が、ちょっとやりにくいなぁ、、とか、なんか違う感じがするなぁ、、と感じていたところにスピナーベイトを投入するとバスが反応したりします。

クランクベイトは一つのルアーでほぼ同じレンジしか使えないのに対して、スピナーベイトは投げてすぐに巻き始めれば表層付近を、沈めてから巻くことで深いところを引いてこれます。

巻き物のルアーはクランクベイトと同じく、一定層を水平に巻いてくることで釣れるルアーなので、逆に言うと、レンジコントロールが難しいルアーである、とも言えます。

そのため、同じレンジを通す感覚(レンジコントロール)ができるようになることが先決です。

オススメの練習方法は、まずは沈み物が少なく起伏の少ないフラットなエリアで【ボトムに当たるか当たらないかのスピード】を身に付けます。

最初はガツガツ当てながら、引いてきます。

リーリングスピードを上げるとルアーが浮くので、当てたり浮かせたりをリーリングスピードで意図的に調節していきます。

それが出来るようになったら、ギリギリ浮いている時のブレードの感覚を覚えて、中層で練習します。

かなり難しいですが、やっているうちに分かってくるので、ぜひ練習してみてください!

オススメのタックル

ロッド

今や多くのメーカーで出ている6ft6inや6ft10inのMパワーの竿がベスト中のベストです。

いわゆるバーサタイル系のロッドですね。

個人的な好みを言うと、多少張りのあるロッドが好みです。

リール

巻く時のスピードを調節しやすい6.3:1ぐらいのギア比のモデルを選ぶことをオススメします。

早巻きで釣れるルアーでもないので、リールへの負荷をかけにくいのもメリットなので、ノーマルギアで十分です。

ゆっくり巻けることで集中力も増し、感度も増すので(逆の場合もあります)、ブレードの振動も感じやすいので、わずかな変化(バイト)を捉えることができます。

ライン

スピナーベイトはフロロカーボン一択です。12~14lbが一般的です。

比重の軽いナイロンを使うことで浮力を稼いで表層を使いやすくする、という応用テクニックもありますが、そこまで考えなくてもOKです。

切れない、強いラインを選びましょう。

オススメのスピナーベイト3選

Dゾーン

スピナーベイトと言えば?で出てくるのがこのDゾーンと後述するクリスタルSではないでしょうか。(ハイピッチャーも悩みました)

このルアーが出てかれこれ20年以上経ちますが、清水盛三プロがアメリカのトーナメントを戦う上で必要なルアーということで開発・発売されたと記憶しています。

Dゾーンはめちゃめちゃ好きなルアーなんですが、何を隠そう、初めてスピナーベイトで釣ったのはDゾーンフライ(Dゾーンの小型版)なんです。

今はラインナップから外れてるようですが、1/4ozシングルウィローのDゾーンフライ、めちゃめちゃ釣れますからね!!

スウェジー

最近よく使ってて、周りでも良く釣れてるのがこのスピナーベイト。

Top50の決勝翌日の七色ダムでも見事な40UPを連れてきてくれました!

バランスが良く、まさに王道!のスピナーベイトだと感じています。

割とどこでも買えるのも良いポイントですね。

クリスタルS

Fecoということもあって導入が遅く、実はまだ釣ったことはないのですが、以前いろんなメーカーのスピナーベイトを使い比べた時に使って感動しました。

カリカリとしっかり水を噛み、強すぎないアピール力はまさに日本向け。

ブレードの立ち上がりも早いのでガーグリングも良いアクションが得られ、遠投性能も高いです。

JB/NBCのトーナメントでは使えないのが最大のデメリット。

オススメの書籍など

まだ入手できていないのですが、巻き物と言えばの北プロのスピナーベイトのDVDは必見でしょう。

ちなみにワイルドサイドのWSC65M+、めちゃめちゃ良い竿ですよ!

オススメの竿のところでは紹介できていませんでしたが、もし専用の竿が欲しければこの竿で良いです!

スピナーベイトの収納

意外と悩みがちなのがスピナーベイトの収納。

専用のボックスをいくつかご紹介します。

まず最初に出てくるのがメイホーさんのVS-4060

オススメな点は何と言っても上から一枚ずつ取り出せるので、ルアーチェンジがしやすいこと。収納に困ることの多いバズベイトもキレイに収まります。

VS-3080の下段に入れることができるので、使い勝手は良いですが、どうしてもかさばる。

そこでオススメなのがダイワさんのワレットポーチ

これはコンパクトにできるので超おすすめです。

近年流行っているバケットマウスなどのボックスやバッカンをメインで使っている方でも導入しやすいはず。

ただ、欠点もあって。

バズベイトの収納はちょっと微妙です。。

まとめ

初心者にオススメしたいルアーとして、クランクベイトに続いてスピナーベイトをご提案。

最初はクランクベイトで釣っていき、慣れてきたらスピナーベイトにチャレンジしてみてくださいね!

たくさん釣れますように(^^♪

では☆彡

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