こんにちは!しんじです(^^♪
気温も上がり、夏になってきましたね!
夏はもちろん、デカバスを釣るならカバー打ち!!(だと個人的には思っているw)
先日のレジットデザインオーナーズミーティングで優勝されたナマローさんも優勝パターンはギル系ワームのカバー打ち。この時期にギルタワー?マンション?を見つけたらテンション上がりますよね(*´▽`*)
そんなカバー打ち、ひと昔前はテキサスリグしかなかったけど、最近だといろんなリグが考案され、その使い勝手も特性もバラバラ。。
王道のテキサスリグ以外にリーダーレスダウンショット(直リグ系)、フリーリグ、ビフテキ、チェリーリグ、最近だとハイフリーリグなんてのも。
あれこれ試して使ってみて、自分の手に馴染んだもの、馴染まなかったもの、、、いろいろありますが個人的には【テキサスリグ】【フットボールヘッド系】【フリーリグ】の3種類に落ち着きました。
あーそういう選び方or考え方もあるね、と思っていただければ幸いです。
ちなみに、絶対言われるので先に言っておきますが、僕はラバージグはカバー打ちではほぼ使ってません!!(断言)
なので、今回は省きましたm(__)m
中層を泳がす釣り(ジグスト)と、フラットエリアや岬・岩盤絡みのフットボールのみです。
最近だと後者もフットボールヘッドを使うことが多くなってきたので、ほぼジグストのみかな?
カバーにズゴーン、ガツッ!バシィィィ!!ってことも少なくなってきましたしねぇ。。(たまにデカいのが反応することもあるけど。。)
しかし、ジグだとデカいのは釣れる可能性が大きいのは分かってますが、トーナメントだと1匹の価値が大きいので、そういう釣りになりがちなのも正直なところ。。
選ぶ基準は3つ
引っ掛かるか引っ掛からないか
これは単純ですね。ボトムにあるオダやゴロタに引っ掛かりやすいか、すり抜けやすいか。
一番すり抜けやすくて回収しやすいのはテキサスリグ。フットボールヘッドが一番回収しにくいイメージです。
もちろん意図的に引っ掛けたい(その場から動かしたくない)からフットボールヘッド!ってこともあります。
立つか寝るか
これも簡単。シンカー着底後のワームの姿勢が立ちやすいか、寝やすいか。
ワーム本体の浮力も関係しているので、もちろんそこを加味してセッティングしていますが、ヘッドが自由な分、比較的立ちやすいのはフットボールヘッド。逆にテキサスは寝やすい傾向にあると思っています。(立たせやすいor寝かせやすい)
これは威嚇か食性かと考えてて、例えばクロー系のワームで立ってるワームってバスから見つけやすい=バスに見つけられてるから威嚇している、のかな?と。(逆に見つけられてるから逃げるためにボトムと同化するって考えもありますがw)
逆に寝そべってるワームって食性を活かせるのかなと思ってます。ヤゴとかハゼとかボトムで水平に動くし。
フォールの姿勢
これ、最近は一番意識してます。フリーリグはここで出てきます(笑)
僕の3種類のリグ、フォールの姿勢が全部違うと思ってて(そう自分で決めて使い分けてます)
テキサスは割と水平フォール気味 ⇒ 食性
ニュートラルなバスほど水平気味にフォールしていくモノに興味持つような気がしてます。
アフター時期のジグヘッドワッキーのフォールの釣りとかまさにそれだなと。
ブレイクに沿わせて落としていくときも使います。
フットボールヘッド系は垂直フォール ⇒ リアクション
単純に垂直にフォールしていくので、そのスピードを活かせるリグではないかと考えています。
スピードを活かすのでシンカーは重めの10~14g。(その他は5gか7gを多用)
カバーの外側に入れたり、立木に沿わせたり。
フリーリグはその中間(シンカー着底前は垂直フォール、着底後は水平フォール) ⇒ どっちも使える
動きの変化に富んでいるのがフリーリグの強み。
シンカーが着底するまでは垂直にフォールしますが、シンカーが着底した瞬間にワームが水平にフォールしていくリグなんて他にないでしょう。
その緩急で誘えるので、カバーの外側に入れたり、岩盤をちょこちょこ落としたり、広いウィードフラットをリフト&フォールで誘ったりという使い方をしています。
ポイントでの使い分け
まず1投目はほぼフットボールヘッド系一択なのですが、敢えて使い分けをするならという基準で考えててみました。
テキサスリグ
とりあえずどこでもw
メインのカバーは超ヘビーカバーやボトムのオダの中を釣る時。ツルんとカバーを動かさずに入るので狭いスポット(小さなカバー)で使うことが多いです。
あとは先ほども書いたフォールの姿勢を意識したい時。例えば岩盤コロコロ落としても食わない時に、敢えてテキサスでするする~っと岩盤と平行に落としていくと食ってくる時もあります。
いつだったかの相模湖の旧橋脚でフォールで食わせたのは敢えてのテキサスリグ。カーブフォールで橋脚の崩れに沿わせてフォールしてる時に糸が走ってました。
フットボールヘッド系
とりあえずどこでもw
テキサスに対して、カバー周りだけでなく、エリアで釣る時にも使います。例えば岬周りとか。
最近はほぼ第1投目はフットボールヘッド系です。
なぜフットボールヘッド系なのかと言うと、セットしたまま保管してるので1投目が早いというのも理由の一つだったりします(笑)
真面目に言うと、、超ヘビーカバーやオダの中に入れるというフィールドでない限り引っ掛かることも少ないですし、ワームやヘッドのウェイトを変えやすいので使い勝手が良く、手返しも良いのでとりあえずつけちゃいます(笑)
あと、立木の中層にステイしている魚をフォールでボトムまで追わせて食わせるならフットボールヘッドですね。
こういう系はバウヘッド(ZAPPU)が最古だと思ってるんですが、メインにしているフットボールヘッドTGだけでなく、バウヘッドもTGが出たり各社からも出てきていますが、STEEZフレックスジグはめちゃめちゃ良いですね!ラバーがあるので、ボリューム感を出しやすいので、フットボールヘッドとの使い分けで重宝してます。良い意味ですり抜けすぎな点はメリットなのかデメリットなのかって感じですが(笑)
フリーリグ
どこでも、、って書いたらさすがに怒られそうですねw
先ほどの選ぶ基準でも書きましたが、フリーリグはそのフォール姿勢の変化がポイントなので、カバーの中でも高さのあるカバーを選んで投げてます。
オーバーハングになってたり倒木とか笹が倒れ込んでる場所。亀山とかに多いですよね。水面だけ笹があって、中は空洞、みたいな。
カバーの天井に浮いている魚に対してはストンと落としつつ、中層やボトム付近にいる魚に対してはフォールの緩急で誘えるので、どのバスにもアピールできるのではないかと考えています。
韓国発祥のこのリグ。岩盤、シャロー、ゴロタを問わずバンク沿いにひたすら投げても釣れると思います。とても優秀なリグ。
ただ、時間がかかる(笑)
投げて、フリーフォールさせるためにラインを手で出して、ちょっと待って、、、、
エレキのスピードが速い僕にはすべてに打っていくのは非効率だと思い、カバーを選んで投げてます。
某魚々輝のぐっちさんと話した記憶があるけど、そんな話しでしたよね?違うかな(笑)
じゃあこれ以外のリグは使わないのか?
僕が使う上記の3種類以外のカバー打ちリグをご紹介。
というか使わない理由をご紹介(笑)
直リグ系
フォール時のすり抜けは抜群!でもピックアップ時に引っかかりすぎるのが個人的にはストレス。。
但し、カナダモドームの中に直撃する時は使います。
ワームはもちろんフリックシェイクの6.8インチ。いわゆるバイーン(秦さんLOVE)です。元はテキサスだけども。。
チェリーリグ
ぶっちゃけあんまり使い込んではないですが、直リグと同じ理由で使いません。あと、セッティングが大変(なイメージ)。
但し、立木や杭に絡めて落とす、またはそれらにひっかけて中層で食わせることにはメリットを感じてます。
ショートリーダーのヘビダンでやってるのと同じですね。ヘビダンよりもリーダー部が金属ゆえに感度が良いので必要な場面は見いだせるかも。
今後使い込んでみると面白いかも。(kaneckさん教えてくださいw)
ビフテキ
数あるリグの中で一番オールマイティだと思ってます。が、それ故に中途半端感が。。
一番メリットに感じたのは琵琶湖のグラスエリアでの面の釣り。重いフリーリグ。棒シンカーだと遠投してラインがボトムと平行になった時にゴミを拾いやすいんですよね。あと、回収時にクルクル回ってしまって糸ヨレができやすい。でもビフテキシンカーだとラインがちょっと浮いてくれるので拾いにくいし、回転しないので糸ヨレも少なくてトラブルレス!
なので、遠投するなら良いかなと思います。
ただ、ここぞ!!という場面が少ないのも使わない理由かな。
バックスライド、ノーシンカー
フォールの動き方が同じなのでテキサスと同じ括りで考えてます(こじつけw)
使うワームは?
最近はほぼドライブビーバーに頼ってしまってますが、オススメワームをご紹介。
ちなみにカラーは3色。基準は黒系、グリパン、エビ系(薄目の色)です。どこ行ってもその3色でだいたいOKかな?と思ってます。
ドライブビーバー(O.S.P)
どんなリグもほぼこれ。超絶信頼してます。
ただ、ワームマテリアルが柔らかくてフックポイントが出やすいので、オダ系には不向きかな。
どうしてもな時(変えるのがめんどくさいときw)はフックポイントに瞬間接着剤を付けて固めてます。
各サイズありますが、基本的には3.5インチ。桧原湖のスモールでは3インチも使います。
4インチは自重があるのでキャロでよく使います。
ブルフラット(deps)
これも超一軍。個人的にはフリーリグとの相性抜群。そのフィールドでギルを食ってようが食ってまいが関係なし。
最初は僕には釣れないワームだなぁと思ってましたが、バックスライドで釣ってからというもの、フットボールヘッドはもちろんテキサスやジグトレーラーでも釣れました。
サイズは3.8インチが多いです。スモールには2インチのライトキャロ。
4.8は気分で使いますが竿とフックを選ぶので3.8インチが多いです。(同じフック、同じ竿で他のワームと使いまわしがしにくい)
バイズクローポートリー(ベイトブレス)
僕があまり使ってるイメージないでしょうけど(笑)
めちゃめちゃ素敵なワームです!(モリゾーさん好きですし)
これは基本に忠実にテキサス一択。
バイズクローもあるんですが、ポートリーの方がボディがファットで寸詰まりなので食ってきやすい?ような気がします。フォールが遅いなと感じる時は毛を抜くと少しフォールスピードが上がります。
間引きするとボリューム感の調整もできるし、フックポイントが出やすいのと若干柔らかくなるのでショートバイト時にもフッキングに持ち込みやすくなります。(これは気持ち的な部分が多いかもw)
バイズシリーズは他にオリジナルのバイズクローだけでなく、シュリンプ、フラッピンチャンク、バイブラツイン、ノイジークロー、ダブルフラップなどたくさんありますが、ポートリーが一番使いやすいし釣れる気がします。
ドライブビーバーでバイトがない時にローテーションしてます。
ビッグエスケープツイン(NORIES)
他のワームにはない圧倒的なボリューム感が好きです。針持ちも良いし。放置しててもフックがさびないし(笑)
2017年の豊英ダムでの艇王予選で伊藤巧プロが使ってたのも記憶に新しいですが、その時の使い方と同様に物質としてのボリュームを出したい時に使ってます。
やる気のあるバスが多いのか、大きさ問わず食ってきますね。
唯一の難点はFecoがないところ。。
Fecoで同じようなワームないですかね??誰か教えて~~~(笑)
ドライブスティック(O.S.P)
個人的バックスライドワーム。ドライブショットではなくこっち派。
エビにもシャッドにもムシにもなる万能系。4.5インチを愛用してます。
フックはオフセットの4/0、ネイルシンカーは2.2gでシュッと入れます。もしくは軽めの1.3gで壁ドン。
逆刺しはもちろん、順刺しネイルリグでトゥイッチするのも好き。
これにラバー刺して5gのネイル入れて、、、(略)
タックル紹介
僕のタックルはほぼシマノのバンタムで構成されていますが、打ちモノだけは旧グロリアスを愛用しています。
同じシマノ(ともにハイパワーXとスパイラルXを採用)でも、バンタムが曲がる竿なのに対してグロリアスは張り感の強い仕上がりになっています。
そのため、打ちモノやシングルフックの巻き物などに愛用しています。
ちなみに旧グロリアスなのは、出たころから愛用しているので愛着があるのも理由の一つですが、最新のグロリアスは高くて買えないからです(笑)
あとは、なんとなく剛性感というか、、旧グロリアスの方がラフな使い方ができそうな印象はあります。(パリッとキンキン過ぎてローボートに並べてガチャガチャやるのは怖いイメージ)
ブログ的には最新のタックルの方が好まれるんでしょうけど、、僕のタックル紹介なのでそこは目を瞑ってください(笑)
軽め&小さめ、薄いカバー
旧グロリアス1610M(マイティストローク)
旧グロリアスのMパワーと言えば166M(ウルフギャング)がありますが、こちらはどちらかと言うと全体的に曲がるテーパーデザインなので、より巻き物に適していると思います。
ちなみに旧グロリアスの打ちモノタックルと言えば169MHもありますが、これはなぜか今まで買ってこなかったんですよね。最近はマイティストロークとワイルドスティンガーの間が欲しいので、今更ながら買ってみようかなと思ってます。
ラインはフロロの12~14lb、リールはハイギア(7.0:1)を使用しています。
ベースとなるタックル
旧グロリアス1611H+(ワイルドスティンガー)
結構ティップまでシャキッとしている竿ですが、曲がれば筋肉質なブランクスで超トルクフル。昔で言う電撃みたいな感じです。僕はこれで結構なんでもやっちゃいます。本当はこれを2~3本欲しいぐらい。
最近だとカバースキャットの釣りにも使ってます。
上限は1ozのテキサスなど結構余裕がありますが、下は例えば5g+ドライブビーバー3.5インチだとさすがにティップが曲がり切らないのでキャストが難しいですが、投げれなくはない感じです。そこまでいくと1610M使ってます。
ラインはフロロの16~20lb、リールはハイギア(7.0:1)を使用しています。
ロングアプローチや対ヘビーカバー、フリッピング用
旧グロリアス172H(ラッシュバーン)
ファットイカのフリッピングからマグナムクランク、キャロまでできちゃう万能竿。
基本はワイルドスティンガーなんですが、ディスタンスを取りたい場面だったり、フリッピングをしたい場面だったり、どうしてもロッドの長さが欲しい場面もあるのは事実。そんなときにメインの竿となっているのがこのラッシュバーン。もうちょっと長い竿があっても良いかも。
ラインはフロロの14~20lb、リールはハイギア(7.0:1)を使用しています。
その他(ベイトフィネス系)
打ちモノ、、という括りで良いのか微妙な感じですが、オススメの竿があるのでご紹介。
旧グロリアス168L(ロングディスタンス68)
またしても旧グロリアスです(笑)
この竿は当時2.6~3.5gのスモラバを使って結構釣ってました。164Lもあったのですが、そっちはもっと軽めのリグ用(1.8gダウンショットとか)って感じがしたので、マイティストロークよりちょい軽めのリグを使いたかったので168Lを選択。
レギュラー寄りのテーパーデザインだったため、軽いルアーもティップにウェイトを乗せて投げやすい印象な竿でした。
ラインはフロロの6~10lb、リールはエクストラハイギア(8.1:1)を使用していました。
ゾディアス167M-S
ようやく最新の竿(笑)
黒田プロのブログやKenDさんのブログでも書かれているので詳細はそちらをご覧ください(笑)
ヘビダンだけでなく、個人的には5インチ前後のネコリグにも使ってます。
ラインはフロロの8~10lb、リールはエクストラハイギア(8.1:1)を使用しています。
まとめ
大好きなカバー打ちのリグ解説、いかがでしたでしょうか??
下記たいように書いたので、そこじゃないよってのもあったかもですが、、自分の頭の中の整理も兼ねてるので、書きなぐりました(笑)
これからの時期、急な増水や濁りなどが入ったらカバー天国な釣りができることもあるので、バス釣りをしている感満載なカバー打ち、ぜひともいろんなワームといろんなリグでトライしてみてください(^_-)-☆
今後の釣行で皆さんの1匹が増えますように!
では☆彡